どお、髪型変えたのよ。似合う!?
いいですね。きのこカット、若く見えますよ
き、きのこですって?広瀬す〇ちゃんのつもりだったのに・・。
あっ、それは失礼しました。(汗)けれども、きのこはすんばらしい食材ですよ。そうだ!今日は痩せ菌ときのこの話をお聞かせしましょうか!
うぅ。すんばらしい話じゃなかったら、承知しないわよ・・。
目次
きのこは痩せ菌そのもの!?
「きのこには痩せ菌が含まれているから、食べれば痩せる。」そう考えるのは、少々、短絡的かもしれません。
きのこは、低カロリーなので、食事に取り入れれば、ある程度の体重を落とすのは難しくありません。しかし、カロリーを制限して、体重を落とすための食材なら、きのこ以外にも数多く存在します。
きのこキトサンという食物繊維を、ダイエットに取り入れるメリットを、ぜひ、知って下さい。きのこキトサンは、脂肪を抑制して、燃焼もさせてくれます。また、水溶性食物繊維が豊富なので、短鎖脂肪酸(痩せ菌)を増やす役割を果たします。
痩せ菌を増やす。それが、きのこの特性といえるでしょう。
食べて痩せる、そのうえ、痩せ体質になるのです。頼れるダイエットサポーターといえますね!
ダイエット用食材として選ばれる理由
まさこさん、ダイエットの食材というと、まず何を思い浮かべますか?
そうね、きのこやトマト?それにヨーグルトや海藻とか、栄養があってカロリーの低いものかな。
そうですね、その通り、きのこはダイエットに向いている食材です!
低カロリーな食材というと、まっさきにあげられるきのこ。きのこは、スーパーの店頭に並んでいるのを見ても、ぶなしめじ、なめこ、エリンギ、まいたけ、えのきだけ、しいたけ、種類が豊富です。
バリエーションを楽しめて、いろいろな食材と組み合わせると無限にレシピが生まれます。
しかも、供給が安定している食材なので、比較的、安価に手に入ります。 安くて、低カロりー、栄養豊富。「今日はこのきのこをチョイス!」と、食事としても十分楽しめるので、無理のないダイエットが可能となるといえるでしょう。
きのこの美肌効果&低カロリー
きのこの見逃せない魅力の一つ。それは美肌効果!人間のお肌はターンオーバーにより、周期的に生まれ変わります。
そのターンオーバーのリズムを整えるには、新陳代謝を高めなくてはなりません。人間の代謝機能をあげる栄養素といえば、ビタミンB群です。
ビタミンB2:脂質の代謝を促す
ビタミンB3:血行をよくする
ビタミンB6:タンパク質の代謝を促進
ビタミン群を豊富に含み、さまざまな栄養素の代謝を効果的に働かせることで、お肌や髪の新陳代謝を担ってくれています。
その効果がターンオーバーに現れ、美しい肌やつややかな髪をてくれますよ。
きのこを食べると美肌を手に入れることができるのね♩
きのこは低カロリーな食材です。
きのこだけでメインの食事を整えるのは少々、物足りないと感じるのは無理ありません。
肉、魚介と併せても、その一品の全体カロリーが低く抑えられます。
また、きのこは「コリコリ」、「シャキシャキ」、中には「グニグニ」と、グミのような歯ごたえのあるものばかり。よく噛むことで、満腹感を得ることができます。
ダイエット中の女子には嬉しいですね!
お肉や魚、たっぷりのキノコを合わせても、カロリーが低ければ、罪悪感を持たずに、おなかいっぱい食べられますね。
舞茸は栄養豊富食物繊維の魅力
そういえば、「舞茸ダイエット」というのを聞いたことがあるわ。舞茸は、特にダイエット向きのきのこなのかしら。
まさこさん、ナイスな質問です!(キラキラ)
(いや、お笑い芸人がテレビで言っていただけなんだけど・・)ま、まぁね。あたし、情報通だし?
聞きなれない言葉かもしれませんが、『ⅯXフラクション』という成分について、ご説明します。
RCサクセションね、聞いたことあるわよ!
元気いっぱい、間違っています・・。
舞茸のMXフラクション
MXフラクションとは、舞茸特有の成分。期待できるものとして、下記のものがあげられます。
★血糖値の上昇を穏やかなものにしてくれる(ブドウ糖の合成を抑えてくれる。)
★肝臓でのコレステロール合成を抑える。
★小腸でのコレステロールの吸収を抑える。
★脂質の排除を助けてくれる
すごい!食卓のホームドクター?って感じね!
痩せ菌の「菌」は訓読みで「きのこ」
「菌」は「きのこ」とも読みます。きのこを食べることは、「菌」そのものをいただくこと。
つまり、体の内側に、菌そのものを摂取していることにほかなりません。
食物繊維が豊富なきのこは、スムーズなお通じをサポートしてくれます。
また、腸内細菌のエサになって、善玉菌を増やす役目を持ちます。善玉菌が増やすことを「腸活」といいますが、きのこをよく食べる「菌活」は、腸活の一環といえるでしょう。
腸活と菌活は切っても切れません!
きのこに含まれている痩せ菌とは
聞けば聞くほど、きのこって、すんばらしいわね。
でも、痩せ菌が含まれているのは、舞茸だけ?
MXフラクションは舞茸特有の成分ですが、きのこキトサンにもぜひ、注目を!
きのこキトサンについて
多くのきのこにはきのこキトサンという成分が含まれています。脂肪の吸収を抑え、分解を助けてくれます。それだけで、ダイエットサプリ並みであるのに、腸を刺激するという活躍ぶり。
きのこキトサンは腸の蠕動運動をはかるので、便が出やすくなります。便通がスムーズだと、腸内フローラが正常なものとなり、ダイエット効果がアップしますね。
数年前、えのき氷なるものが、社会現象といってよいくらいブームになったのを覚えているかたも多いと思います。これは、えのきがきのこ界でも、きのこキトサンの含有が高く、また冷凍保存しやすかったからです。
※えのき氷・・えのきをザク切りにする。二時間ほど、日光で乾かす。ミキサーで粉砕して、煮詰める。(1時間くらい)製氷皿で冷凍保存する。
味噌汁、スープ、煮物など、汁気の多いものに合います。
一日、三個くらいを目安に召し上がって下さいね。
舞茸効果に「まいった!」と言っちゃうけど、
えのきは「えのキング」と称えたいわ!
痩せ菌に特にアプローチしてくれるきのこチャンピオンは?
種類が豊富なだけに、色々バリエーションを楽しめますね。飽きずに継続できますが、どのきのこが特に痩せ菌として、「いい仕事してくれる?」と、腸のオーナーとしては気になりますね。
きのこの個性を紹介していきましょう。
・ぶなしめじ・・オルニチンはぶなしめじにお任せ。肝臓機能と新陳代謝を高めてくれるので、脂肪燃焼に繋がります。
・エリンギ・・他のきのこ連より、カリウムが豊富。むくみを解消してくれるので、とくに美脚を手に入れたいかたにうってつけ。また、ボリュームがあるから満腹感が得られやすいですね。
・しいたけ・・血中コレステロールを下げてくれます。これは、しいたけ特有成分のエリタデニンの働きです。また、しいたけを干すと生のものより栄養が倍増します。カリウムは、約9倍となります。余分な水分を排出して、効果的にダイエットが望めます。
とくに、舞茸とえのきは別記で述べたように優れた効果が期待できます。
むくみを取りたい、アルコール対策も考えたい、それぞれの目的に合わせて選択するのがいいでしょう。
痩せ菌以外の期待できる効果
きのこキトサンやMXフラクション、豊富な食物繊維で腸を整え、ダイエットや美肌が望めることは、前述しました。
しかし、それだけではありません。食物繊維の一種であるβグルカンという成分。腸の免疫細胞にダイレクトに作用するので、免疫力を高めてくれるといわれています。
βグルカンの多いきのこは、どんこしいたけです。
免疫が上がると、風邪もひきにくくなるわね ♪
きのこを食べて痩せ菌を増やそう
「痩せ菌」とは、「痩せやすい体質」の人の腸内に存在していると考えられる腸内細菌のことを指します。
腸内細菌は、水溶性食物繊維をエサにして短鎖脂肪酸という酸を作ります。この短鎖脂肪酸は脂肪を抑え、代謝を活発にしてくれるので、エネルギーをよく消費してくれます。
そして、きのこがは水溶性食物繊維なので、腸内の細菌が活性化して、短鎖脂肪酸を作り出してくれるのです。
痩せ菌はきのこが好物なのね。きのこ、おいしいもんね。
おいしいからってわけじゃないですよ・・。
きのこパワーを引き出す食材
ところで、まさこさん、今日のランチは何を召し上がりました?
えーっと、きのことトマトのペペロンチーノよ。あら、さっそくきのこを食べているわ。あたしったら、冴えてるわー。
ハイ,アウトー!
なんなのよ、うっさいわね!トマトときのこ、最高にヘルシーじゃないの!
なにが悪いっていうの?
きのこは腸をゆっくりおりてくるスローフードに分類されます。
そして、トマトや味付けに使われている唐辛子は、腸を早く降りてくるファストフードです。スローフードとファストフードを一緒に摂取すると、食べ物が腸で渋滞をおこしてしまうのです。腸に負担がかかるんですね。
きのこのパスタを食べるとしたら、お醤油を使った和風パスタがおすすめです。お醤油はスローフードですから。
きのこと合せるとおいしい食材が、相性が良いとは限らないこともあるんですね。
おいしいレシピ
栄養のあるものをおいしく食べればそれでいいってわけじゃないのね。
いい人だけれど、なんとなく苦手な人っているでしょう。それは、その人と、雅子さんとその人の属性が合わないからです。食べものもそれと同じ、組み合わせをちょっと意識すれば問題ないですよ。
相性のよい、おいしいレシピをご紹介しますよ!
★「いろいろキノコグラタン」・・しめじ、えりんぎ、シイタケの根元を切り落とし、一口大にカットする。フライパンでオイル炒めにする。グラタン皿に移し、溶けるチーズをのせて、焦げ目がつく間で、加熱。
※キノコもチーズもスローフード。きのこのビタミンDが、チーズのカルシウムの摂取の効果をアップしてくれます。
★「舞茸と豚肉のしょうゆ炒め」・・舞茸と豚肉を一口大に切る。醤油で味付けをして、マヨネーズを最後に併せる。
※おつまみにもご飯にも合う醤油マヨ風味。ボリュームがあり、舞茸シャキシャキ食感で、満足感の高い主菜になります。ちなみにお肉もスローフードです。
★エリンギの炊き込みご飯・・いつものように米を洗いあげ、15分ほど休ませておく。エリンギを薄切りをして、油揚げを細切りにしておく。炊飯器に、だし汁と水と米をいれ、具材をいれ、炊く。
※きのこは栄養素が水分になって排出されやすい食材。炊き込みご飯なら、栄養をあまさず、いただけます。お味噌汁にしてもいいですね。
まとめ
いっこくもはやく、きのこを食べなきゃ損って気がしてきたわ!
毎日食べるわ!たくさん食べる!
あ、食べすぎには注意してくださいね。目安としては、一日100グラム程度に!
よーし、きのこマスター目指すわよぉ!
★きのこはダイエットと美肌の強い味方!
★舞茸のMXフラクションが、血糖値やコレステロールの改善を応援してくれる。
★「痩せ菌」の「菌」は「きのこ」。きのこ活は、腸活に直結する!
★きのこキトサンは、脂肪の分解を促進して、吸収を抑えてくれる。腸の動きをかっぱつにしてくれる。
★しいたけに多いβグルカンは、免疫力をアップしてくれる。
★きのこには、食べ合わせがある。
★一日100グラムを目安に。